雨のち晴れ

社畜として必死に生き!離婚しても!体を壊しても!なぜか前向きな会計士の生き様

公認会計士になっても社畜になるのか?社畜度診断結果を考察



公認会計士になっても社畜になるのか?

社畜(しゃちく)とは、主に日本で、社員として勤めている会社に飼い慣らされてしまい自分の意思と良心を放棄し奴隷(家畜)と化した賃金労働者の状態を揶揄したものである。「 会社+家畜」から来た造語かつ俗語で、「会社人間」や「企業戦士」などよりも外部から馬鹿にされる意味合いを持つ。

引用元:Wiki

公認会計士とひとくくりで言っても様々なパターンがあります。

働き方だけでもかなり幅広いです。
  • 監査法人
  • コンサル会社
  • 税理士法人
  • 事業会社など
監査法人1つとっても、大手監査法人の中でもそれぞれ違いますし、
中小の監査法人でもそろそろ働き方が変わってきます。
また、1つの法人の中でも部署によって深夜残業が続くところもあれば、
比較的早く帰れる日が続く部署もあります。
 
このため、公認会計士になっても状況によっては社畜になる可能性は十分あると思います。
自分の意思に反して、長時間残業が続いたり、意見や考えの反映できない仕事が続いたりすることはあると思います。

社畜の公認会計士実例:てるてる坊主の場合

コンサルティング会社の事例

実例として、僕のケースをご紹介します。
僕は公認会計士試験合格後コンサルティング会社に就職しました。
その会社では深夜残業が続き、直属の上司が圧倒的なパワーを持っていました。
もはや暴力。
あまり自分の意見を言うことができませんでした。
というか、意見を言ってもほぼ跳ね返されます。
もう少し聞く姿勢を持ってほしいと何度も思った記憶があります。
ちなみにこのような上司に限って意見を言えと圧力をかけてくる傾向にあり厄介です。

 

 

 

想定されるパターンのシミュレーション

ケース1:王道、突破できるようになれるかどうかが運命の分かれ道

積極的に意見を言ってみる⇨何かしら論破される(それ言ったら元も子もない!みたいなのも含む)
これはいい訓練になったとの見方もあります。
必死に食らいつくことで、並外れた想定問答力が身につく。
気づけば、クライアントの質問なんて全て想定内に。
 

ケース2:ケース1の逃げ道、決してセーフアリアではない

黙って指示を聞いている⇨すんなり嵐は過ぎ去る
これは上司があまりに忙しいだけか、僕に興味がないかのどちらか。
近いうちに嵐に巻き込まれる予感。
 

ケース3:従順な姿勢だけではダメ、もっとも苦しいパターン

黙って指示を聞いている⇨意見を言えと圧力をかけられる⇨苦し紛れに意見を言うと一刀両断される
一刀両断された後に待っているのは、自分の意見を言うことの大切さを説かれることが多い。
あんたに言っても最後まで聞いてもくれないじゃないか!
なんて発言はできるわけもない。
 

ケース4:一人前の証!信用された実感を得られる

積極的に意見を言う⇨質問に対応⇨自分の意見を採用してもらう!
いろんな下準備を含めて当然ケース4を目指しますが、そうそう上手くいきません。
夜に飲み会をセッティングしてけ機嫌取ったりしたことも1度や2度じゃない。
聞いてもらえるベストな状況をセッティングした上で、ベストのプレゼンを打ち込む。
なんでこんなに気を使わなきゃいけないんだと思ってましたが、
クライアントにプレゼンする時、普通に意識しますよね。
 

振り返り

最初は誰もがケース1でいきます。
ケース4のイメージがまったく湧かない日々が過ぎ去る中、
ケース2や3に移行していく先輩や同僚が多かったです。
僕の会社だけで言うと、その考えになった人たちは100%退職してます。
ほぼ戻ってこれないです。
僕もケース2に流れたことがあったのですが、
ケース3の一刀両断はケース1よりも辛かったので
たまたまケース1に戻ることができました。
書いてて多少気持ち悪いですね 笑
 
今思い出すと、よく我慢したなぁと思いますが、
当時は頑張る事、耐える事しか考えられませんでした。
周りが見えていない現象です。 
 

社畜度診断結果の公開:劇的ビフォーアフター

社畜度を指標で考えてみます。

僕の社畜度は大きく改善しているはずなんです。

 

まずは2年前くらいかな?以前の社畜度診断の結果をご紹介します。
 
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僕は総合社畜度72%と言うことでゾンビ型社畜でした!
続いて解説です。
 
 
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解説ご覧いただくと、他人まで社畜にしなければ気がすまないという厄介な存在です。
会計士と言う資格を持っていたこともあってかしがみつき度は低いですが、
法令違反度や巻き添えにしようと言う気持ちが強いことから相当洗脳され、
社畜ライフを送っていたと思います。思考停止状態です。
 
 
こちらは改めて今日やってみた結果です。
 
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今は総合社畜度35%腰巾着型社畜です。
だいぶ改善されてましたが、残念ながら社畜でした。
僕のように自分のことを社畜だと思っていない社畜は危険らしいので注意が必要です。
続いて解説です。
 
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会社にしがみつく気持ちはほぼないので、結構的確に示しているかもしれません。
劇的ビフォーアフターということで、非社畜になっていることを想定しましたが、
ちょっと届かずでした。また数年後やってみます!
皆さんもやってみては?
 
社畜度診断はこちらのサイトを利用させてもらいました↓

sshindan.dennou-kurage.com

 

脱社畜!解決策を考える

4つの脱社畜手段

僕の社畜度が改善された要因は何だと思いますか?
脱社畜の解決策としては、
  1. 転職する!
  2. 独立する!
  3. 自分の成長で対応能力を上げる!
  4. 外部環境の変化

これらが主なものだと思います。

 

僕の働いている会社が変わった理由

外部環境の変化:電通事件

うちの会社について言えば、外部環境の変化が主要因です。
電通の件があって以来、長時間労働を是認してきた企業の多くは残業時間に敏感になっています。
と言うのも、労働基準監督署の対応も非常に強くなり、
実際多くの会社が指導を受け、社名の公表も行われています
そのような外部環境の変化に対応するため、うちの会社も対応策を立てたのが状況改善の背景です。
長年の文化なのでなかなかすんなり変わりませんが、今も変わる努力を続けています。
 

他の手段の実践

他の手を考えなかったかというとそうではありません。
独立はまだしも、入社して数ヶ月経ったときにはもう少ししたら転職するといつも思っていました。結局踏み出せなかったです。
また、人の倍くらい?働くくこともあってか成長実感は強く、
できる事はどんどん増えてきました。
ただ、できるようになることよりもさらに大量な仕事が降ってきて、
勤務時間は全然短くなりませんでした。

 

 

実際に働いていた時間

ちなみにどれぐらい働いてたかと言うと、
朝7時半ごろに会社に到着し、夜は平均深夜2時ごろに退社する感じの生活でした。
日によりますが、会社に1日15時間〜20時間近くいるような生活です。
他社に行っている友人と話すときのキーワードの一つが「年中繁忙期」。
 
体力的に辛い部分はあるんですが、慣れてくると不思議なことに耐えられます。
これはあくまで耐えているだけであって、確実に命を削っていたんだと今は思います。
ちなみに、この耐えられる時間というのもかなり個人差があるように思います。
うちの会社でも多くの人が入社し毎年多くの人が退職していました。
同じような生活をしている中で、1年持たない人もいれば、私より勤続年数が長い人も大勢います。
 
振り返って思う事は、周りができるからとかではなく、
自分が苦しかったらやめておいた方が良かったと思います。
この辺の話はまた別の機会にさせてもらいます。
 

今回のまとめ

今回は公認会計士でも社畜になることは十分あり得ますが、
それは働く場所やそこにいる人たちの考え方によって左右されやすいということをお伝えしました。
体を壊すような長時間労働はもってのほかですし、
ワークライフバランスを考えることは大事だと思いますが、
僕たちは勉強や経験を積んでスキルを身につけることも大切です。
それが家に帰ってからの座学なのか、残業しているときの仕事の方が効果的なのか、
僕はどっちもありで、選択できるのであれば、残業時間長かったとしてもそれは社畜ではないと思ってます。
 
周りの人たちより1歩でも2歩でも成長したいですから!
こんなこと考えてたら体壊しちゃいましたけど 笑
 
今日はおわり!